“英語で伝えたい ふつうの日本・いつもの日本” (“Kindle” 版はない感じ)を久しぶりに、目を通して見た。
この本は、英文がイギリス英語、見ながら、そして音源をシャドーするように、それが定番の学び方のようである。
仕事柄、外人とはどちらにせよ、接する機会が多くはあり、彼らは日本語ペラペラなので、敢えて英語は、何年も日本に住んで染まっていない方々でしか、英会話を活用出来ることは少ない、コレが現在の日本(会社が英語が公用語だとか、何かしら英語と触れることのできる頻度の高い方々は別)なのであろう。
どっちにせよ、ネパール人で英語を話す機会があって、話してみた。
やはり、日本風習の話のネタが、やっぱり多くなります、日本のこと、日本人の話ネタばかりを問われてしまうことが多い。
こうも言ってあげたりします。
“英語話せるから、モテますよ、日本人の女の子、選び放題じゃあないですか!”
すると、キョトンとされます。
“ただ、日本語も話せないと厳しいかも知れません。”
ただ、やはり、”何となくですが、話す日本語は覚えられそうな気がする!” という事が彼らの共通点で、”漢字や、文章を書いたりすることは、自信がない。” とは、良く聞かれる話である。
違うお方で、こういう話をするネパール人にも出会いました。
3年近く日本に住んでいるのに、”日本語が話せない、難しい!?”、”えー、(話す)日本語って難しいか?”、頭の中で、すぐにでも浮かんできました。
では、”どんな勉強をしているのですか?” と、説いてみました。
すると、こう答えられました。
漢字が、”何が書かれていることが気になるので、そればっかりを勉強してるんです。” と。
それって、日本人の大学受験の英単語、TOEICで点を取る人たちが良くやられる、無駄を省いた学習法、”単語 → 意味” の学習スタイルと同じじゃあないですか。
“一応勉強しているんですが、全然話せないんですよね!?”
”当たり前でしょう?!”
“何ででしょうね?”
“まあ、話せない人が9割だから、まあ、いいか?”
これらは、何ら変わっておりません。
ネパール人、通称ネパリーで、20代後半辺りの年齢にしてモテまくっている、な、何と4ヶ国語話すことが出来、現在、モデルと交際中という、とんでもないイケメンが、身近にもおります。
英語と英会話は、まったく別物、やるかやらないか、やっているか、やっていないか、これらの事はもうハッキリしているんです。
そんなところから、”英語で伝えたい ふつうの日本・いつもの日本” これらの本は、読み物的に観る、英会話に使う、どちらもいけます。
ただ、お薦めは、英語のみをひたすら、音読、スピーキング、脳内英会話のどれか一つでもいいので使って、また心がけてみて下さい、1冊ぐらいであれば、1日で目を通すことが出来ると存じます。
追記:
1日で(本文のみに)眼を通す(但し、日本語変換はいったんストップ、”オフ” にする)。
その際、単語の意味 “Words and Phrases” は、眼は通す。
これらの事(すぐに訳す癖を外す為、”返還”)は、大変重要です。
モチベーションで大切な、完結できる、それも出来るだけ早く終わらせられる、どのキーワードでも当てはまる、また重要なキーワードです。
日本語がないものと思って見る、”英語で伝えたい…” シリーズの学習法は、あるホテルのロビーで寛いでいたら、たまたま手に取った週刊誌、そんな感覚の本なんですよ。
ですので、サクッと1冊ぐらいは、1日で目を通しましょう。
覚えちゃえば、音源CD(“Frac” 化は可能)で、聴き続ける、シャドーイングだけで、英会話トレーニングの日課というスタイルが出来てしまいます。
代替えで、イギリスシチュエーションでもよろしければ、”POLO LISTENING & SPEAKING” のアプリでも、問題ないと思います、オールインワンにして、英会話ならコレのみで十分すぎる内容のポテンシャルは秘めております。
どちらでも、同じような効果は得られるはずですが、後者の方が上回っているような感じは否めません。
出来る方々は、前者(日本語側は覚えない、考えない、知らない語彙は覚える)も後者(意外に覚えられる量)も両方、やってしまいましょう。
やりましょう、英会話を。
誰でもやろうと思えば、出来るんです。
では、
Stay GENKI.