イーオンの英会話(自分は通っていませんでした)で、かなり昔ではありますが、タイピングゲームとやたらブラインドタッチにこだわる時代がありました。
この頃は、英会話スクールが、とても高額で必要な人以外は、学びたくても学べないほど、またスクールの数もかなりあったようなことを覚えております。
本体はタイピングゲームと称しておられますが、何とこのゲーム、単語記憶ゲームのカスタマイズが可能だったんです。
そうです、ちょっとオ古いかもしれませんが、あのオザイオンです。
難単語を覚える最終兵器です、1級単語以上に難しい語彙があってもへっちゃらです、このPCソフトを作られたOzawa-Kenさんは、500円寄付をしてくれる方を現在でも募集していらっしゃいますが、これほどまでに完成したPCソフトは今後も見つかるかはわかりません(寄付は任意です)。
実は、現在でもオザイオンのツールが、Vector社ではアップされております。
ここでは、実際の中身を分解して、ご説明させていただきます。
試験の英語、過去問(単語の整理された頁のみを活用します)、”毎日ミニ模試 英検1級” の “でる単語リスト1000” を元に作成していきたいと思います。
1000と歌っておりますので、このPCソフトに合わせる為、100ずつに分けていきます。
しかし、この単語群、どうも準1級単語が多い気がするなぁと思いますが、オザイオン(Ozawa-Ken V1.6)をマスターするためだと思って割り切っていただきたいです。
100ずつ、データを整理していきます。
[“jury”, “nullification”, “serve”][“陪審”, “無効化、無視”,”務める”][“000”, “000”,”000″]
[“xxx”,”xxx”,”xxx”…同様にして合計100][“xxx”, “xxx、xxx”,”xxx”…同様にして合計100][“000”, “000”,”000″…同様にして合計100]
もっと分解しますと、
[初めのカッコは単語][2番目のカッコは日本語の意味][3番目のカッコはミスカウントの数]
合計それぞれが100まで設定ができるようになっているんですが、それ以上は無理ですが、それ以下は、自由に少なくすることは可能なようです。
ですので、覚えたい単語集が880とかであれば、最後の80を3つのカッコをそれぞれ80に設定すればいいんです。
要は、このプログラムは、オザイオンヘルプのプログラムから、”xxx.txt”(100ずつ整理されたテキストデータ)から、データとして呼び出して動かす仕組みになっているんです。
ですので、”Ozawa-Ken V1.6″がインストールされている前提で、オザイオンヘルプを立ち上げますと(この “xxx.txt” の “xxx” は自由に漢字でも任意に作成が出来ます。)、テキストファイルがソートされたメニューが自動的に立ち上がるわけです、そして、その行を選択しますと、本体のオザイオン(Ozawa-Ken V1.6)が立ち上がるという、そんな仕組みとなっております。
ただ、データを作成するのが面倒と思われたのか、これをもっと簡単にデータを組み込めないかということで開発ツールとして、パールのプログラム言語で作成されたオザイオンコンパイラーが生まれた、そんな感じです。
これを機会に、パールのプログラム言語を少し体験してみましょう、覚えてしまえば、本当に簡単です。
パール言語に関しましては、いろんな種類のパール言語がフリーでダウンロードできますよ。
事前データは、単語、日本語の意味を1件のデータとして作成し、これを100行作ります。
そして、オザイオンコンパイラをパール言語で、実行をかける。
そうしますと、80件であれば、カウントのカッコのところ”000″x80の部分まで、自動的に上記の最初に説明しましたデータの形で作成されるわけです。
実は、”ハイル” というフラッシュ単語記憶に優れたソフトがありまして、それが、この事前に用意しました、単語、日本語の意味だけを読上げて(このPCソフトもテキストデータです。)、かつフラッシュカードのように表示をひたすら繰り返すPCソフトみたいなのもありました。
英語が好きな方達は、ご存じかもしれませんが、PCソフトを活用されていた30代、40代以上の方々は、このようにご活用されてきていたんです。
温故知新と思って、目を通していただければと思い、このブログを書いておりますが、オザイオンは本当に覚えれない長めで、全く覚えれない難単語を短時間で、記憶に導いてくれる恐るべし最終手段です、語呂合わせでもだめ、アプリでもだめ、そんな時に力を貸してくれる助っ人、それが、オザイオン(現在は、”put to sleep” しております。)、”Ozawa-Ken V1.6″ なのかも知れません。
では、またお会いしましょう。
See you soon.