2008年に作られた大学受験の英文解釈の本である、何十年も前に買いましたこの本の中身の本編は自分は全く興味がなく、ただ気になった箇所が何点かありました。
“本書の利用法” 最初の方の頁にあります。
”日本語を通じて十分に理解し整理しておくこと”
“日本文(和訳)をよく読んで”
“それが出来た後に、英文を読む”
”少なくとも三度は読み返そう”
“声を出して”
実は、この本の構成は、”最短合格! 英検(R)1級 英作文問題完全制覇” とよく似ております。
こちらは、ネイティブがチェックしているのに対し、”英文読解の正体” では、日本人の英文解釈で鍛えられた英作文がベースとなっているような感じと、面白いぐらいニュアンスが異なっていて、日本人とネイティブでは、こんなに違うものかと考えさせられます。
自分は、映画と英会話をベースに英語を学んでいるので、どちらかと言えば、後者の方が肌に合います。
どの時代からなのか、小学生から英語が必修という時代から、変わって来たのかわかりませんが、活きた英語に加えまして、使える英語にシフトしてきている感が否めません。
試験の英語派という言葉を使わせて、いただきますが、英会話が英作文っぽい方々は元々、頭が良い方々が多いとご解釈ください。
何故かと申しますと、日本語を吟味してから、英語にしている理由です。
当然、ネイティブや英語がペラペラな方々は、日本人の話す英語が、英作文っぽい英文にしている為、英会話にすれば、変に聞こえるのは当たり前なんです。
手っ取り早く云いますと、沁み付いた英語力は、簡単には替えられないということなんです。
ですので、どうやれば、英会話っぽくなるのか、もう、イヤっというほどの本や、”Kindle” 版がありますし、アプリももう、既に世に出ているではありませんか。
“英単語・熟語ダイアローグ Basic1200 三訂版”
“英単語・熟語ダイアローグ 1800 三訂版”
これらの2冊はある意味、凄いです、英会話を日本人向けに詰め込みで英会話とTOEIC単語を覚えてしまおうと作られているからなんです。
英会話を ディクテーション(であれば、”改訂版”)、シャドーイングを主に使って、”詰め込み学習” という発想が、凄いと思いませんか?
これらの “詰め込み学習” のスタイルをスピーキングで表現しているのが、今は、”スピークバディ” だったんです。
ところが、挫折するんですよね、自分も何回も有りまして、一応、”スピークバディ” は続いてはおりますが、1日2スキットと凄い少ないプランニングに切り替えました、現在は10スキットを試みておりますが…。
“うーん、違和感があるな!?”
いつも、そう思いながらやっております。
話は変わりまして、”バイリンガル脳を身に付ける事の目標はいったいどうなってしまったのか?”
“「私」を語れば、英語は話せる。”
この本は、もう既に5周目、日本語は、”69(ロック)” を活用、まずは日本語を覚えてしまい、次に、英文シャドーイングと繰り返しております。
サビ以外で、この歌を活用、その後、
英文をシャドーイングしていると、日本語が脳イメとして出てくるようになります(これは、あくまで自分の場合)。
この英文の数々は、英作文と言えば確かに英作文っぽくはなっております、でも清水建二先生も試験の英語を脱して、英会話っぽくするにはどうしたらいいのかとお考えになられて、この本が出来たのではないかと、ご推測させていただきます。
ただ、自分の場合は、先ずは日本語を暗記するんです、で、英文と繰り返しますと、日本語がバイリングしてきませんか?
“英語で伝えたい ふつうの日本・いつもの日本” でも、やってみることにしました(難点が1点だけあります、絵やイラストが1つもなく、すべて文字だけというところが記憶保持しにくい)。
お詫び:”4コマ漫画で攻略!英語スピーキング [プリント・レプリカ] Kindle版” でも代用できるかもしれません、何と言いましても穴埋め方式で記憶テストもありますし、イラストの4コマが記憶に残りますし、本文以外の音源もほぼ全て付属しております、”「私」を語れば、英語は話せる。” に関しましても、写真があらゆるページに貼り付けされており、記憶をしやすく工夫がされているようなんです。
MY FIRST STORY – 君のいない夜を越えて (Audio) – YouTube
Aメロ、Bメロの後の、セリフの部分が、子音発音の日本語、この日本語発声を日本語暗記で活用します、いわゆる子音の日本語です。
“L” の発音の極意が、この歌に隠されており、何となくではありますがコツが掴めると思うんですよね。
このワンオクのタカさんとマイファスのヒロさんは兄弟なので似てはおりますが、子音の日本語発音は、最近の日本の音楽界では、普通の事なのかもしれません。
基本は日本語を先ずは暗記、そして英語でスピーキングです。
但し、日本語訳が優れていて、英語と日本語が対照となっている前提は、必ず必要です。
実はこれらの本でお伝えしたいことがあります。
発音の “L” と “R” だけは、まずは極めてみて下さい。
台湾人の方々が身についている、この “L、R” 実は、とても簡単だったんです。
“らりるれろ” がそれぞれ普通に日本語で発音できれば、十分に出来る要素はあるのですが、舌を中途半端に巻く日本人の “ら” の方もいらっしゃるので、難しいといえば難しいのかもしれません。
母音でない、”らりるれろ”、これが、”L” の正体です。
ですので、子音っぽい “L” さえ、意識できれば、”L” は学習しないで、日本語に近いと思っていただいていいと思います。
文章におきましては、”R” のときだけ、舌に意識が行くと思って、操作していただければ十分です。
アメリカ英語を見本にして、真逆に全てを完成させようとした日本語開発者は、残念にも “L” でことごとく失敗、日本語と何ら変わらないんです、但し、子音での場合に限ります。
“I’ll” … “アイぅ” と “Nipponglish” では、表現しておりますが、”Real英会話” のアプリでは、エラーになります。”英語は勉強しないで!” のPCソフトの発音認識でもエラーとなります。
この場合は、”アイぅ” にかすかに聞こえるか聞こえないかの小さい “ル” を、子音で発音。
自分は、この “L、R” が出来るようになっただけで、”Real英会話” アプリ、”英語は勉強しないで!” のPCソフトの発音認識は、全く苦労しなくなってしまったんです。
英語を覚える前に、先ずは日本語、スピークが役立つのは、自分の言葉が一番、脳に入ってくるから、また発音が悪いとリスニング力は全く生きてきません。
英語に終わりはありません。
諦めず、続ける事です。
Let’s enjoy the process and see you next time!